レーシック手術による問題—術後の症状あれこれ—
レーシック手術は数分の手術で視力を回復できる、画期的な手術ですが、
後遺症が起こらない可能性はゼロではありません。レーシック手術に限らず、あらゆる手術においてリスクがゼロであることはありえません。レーシック手術を受けた際起こりうる合併症について理解しておきましょう。
■角膜混濁
角膜混濁は、黒目が混濁し白く濁ったようになり、目のかすみを感じる症状のことをいいます。また、視力の低下、異物感が生じることもあります。これはピーアールケー(PRK)・レーゼック(LASEK)・エピレーシック(EPI-RASIK)に起こる合併症です。起こってしまった場合でも、通常、半年ほどで徐々に軽減していくとされています。なお、術後1週間までの角膜混濁は上皮層が再生するために必ず起こるものなので、心配いりません。
■ドライアイ
ドライアイはその名の通り、眼が乾く症状なのですが、厳密に言えば、角膜が乾燥してしまう症状のことです。レーシック手術では、ドライアイは特に起こりやすいです。しかし、通常はドライアイは一ヶ月ほどで徐々に回復していきます。
■夜間性近視
夜間性近視は、暗いところで視力が低下する症状のことです。全てのレーザー屈折矯正手術に起こるといわれています。強度の近視で瞳孔が大きい若い方などは、特に自覚しやすいようです。
■ハロ
ハロは暗い場所で光の周囲がにじんでコントラストが低下して見える症状のことをいいます。マイクロケラトームを用いた時や、照射領域が小さいか瞳孔が大きい場合、強度近視の矯正後などの副作用として起こります。近視が残った場合もハロを自覚します。これに角膜混濁を同時に発症させると、かなり強いハロが起こります。イントラレーシックではハロが起こる確率は非常に少なくなります。また、ハロは3ヶ月をピークとして徐々になくなっていく傾向があります。
■グレア
光をまぶしく感じる症状をグレアといいます。グレアは角膜混濁で光が散乱するために起こります。こうした状態の多くは半年くらいで徐々に軽減していきますが、稀に残ってしまうことがあります。
■近視への戻り
全てのレーザー手術において、手術をしても近視へ戻ってしまう場合があります。ピーアールケーやレーゼックなどに多くこの症状がみられ、レーシックやイントラレーシックではあまりみられません。
レーシック手術の中でも、その術式により合併症は異なってきます。まずは、クリニックで医師に診てもらい、自分にあった術式を選んでもらいましょう。。